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ダイエットとしての糖質制限まとめ(その1)

”カロリー制限必要なし”って本当ですか

一世を風靡し、今や定着した感のある糖質制限。現時点では長期実践のエビデンスが乏しいために、専門家たちも一部を除き積極的にgoが出せない状況にあります。
 このグレー状態の中で、「ダイエットに糖質制限を取り入れている」かたの情報選択に偏りが多くみられますので、Aさんの例で検証してみたいと思いいます。

「糖質制限実践中」Aさん
 Aさんのある日の実践の食事記録を見てみましょう。これまで糖質制限を実践していたが、体重が思うようにおちないということでした。

     朝食 パン コーヒー
     昼食 かつ丼しています。
     間食 ナッツ
     夕食 チゲ鍋 ハンバーグ 魚
これを外食の普通量にて栄養計算したところ、エネルギーは2200キロカロリーを超えていました。Aさんに必要なカロリーは、(計算上)1660キロカロリーですから、500キロカロリー以上オーバーしています。タンパク質・脂質は過剰、炭水化物は適量でした。栄養素としては、食塩相当量の過剰やビタミンA,ビタミンCまたミネラルの不足が認められました。

食事の評価をするとき、一般的には「食事摂取基準」というものを利用します。性別や年代、身体活動に合った栄養素とエネルギー量が定められており、これに照らし合わせて対象者の栄養やエネルギーの摂取量の過不足をチェックするのです。今回のAさんは、基準から大幅にずれる結果となりました。
「食事摂取基準」はあくまでも目安であり、個人差があるので」、一人一人に合わせて調整が必要になるのですが、Aさんの体重が標準体重を上回ったままであることを考えると、エネルギーが多いことと不足する栄養素があることが推測」できます。

なぜAさんはこのような食事をせんたくすることになったのでしょうか?
 それは巷に溢れる糖質制限情報のおいしいどことりをしてしまったと考えられます。ある糖質制限ハウツー本には、「カロリー制限なし」「肉も油もOK」
「アルコールも大丈夫」の文字が踊っています。多くの自称糖質制限している方の食事についてよくよく聞いてみますと、
ご飯は食べてないし、焼酎ならいいんでしょう。タンパク質はいっぱい食べていいのよね。自分が痩せられないのは、フライの衣に使っている小麦粉とパン粉が原因だと思うの・・・・
などなどびっくり発言が次々出てきます。Aさんはとても素直な性質をお持ちなのでしょう。巷の情報を信じただけなのです。健康的食事の最も大切である、
「バランス」を無視して・・・

溢れすぎる情報に惑わされないためには、本当にそうか?と調べてみることが必要です。信頼できる情報を整理し、次に自分に適しているかを吟味する必要があるのです。次回は「糖質制限の教科書」をもとに、Aさんのケースを分析してみたいとおもいます。(つづく)


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